Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ
24
6月2022
逃がさない!
CATEGORY | クレーム・トラブル対応
先週退去した部屋でチョイと揉めそうな案件があります。
内容は「猫飼育の疑い」です🐈
(この物件はペットNG)
実は私が退去立会いをしたのですが、その時に気付かなかったことを原状回復施工業者さんが気付いてくれました。
これは自分の目で確認した方がいいと思い、本日船橋市にある団地の一室に行ってきました🚃
証拠集め
まず、退去時に賃借人と一緒に確認している部分がコチラ。
賃借人曰く「退去の引越し時に傷付けた」とのこと。
こちらについては、話がまとまっているので問題ありません。
問題は、業者さんが指摘してくれた部分で、それがコチラ。
先ほどよりもわかりづらいですが、画像中央に同様のクロス調シールが貼られてます。
ここについては正直全く気付きませんでしたが、今思えば賃借人に怪しい動きがありました。
具体的には「チェック中の私にかなり寄ってきて、見ようとする場所を見えないようにする」といった行動です。
上記2点以外に、もう1ヶ所見つけました。
こちらも先ほどと同じクロス調シールが貼られてます。
これらは剝がすことができそうだったので、そーっとゆっくり剥がしてみたところ、こんな姿が現れました。
バッチリ傷が出現です😭
しかもこの傷、よーく見比べてみると…
撮り方がヘタクソなのでわかりづらくなってしまいましたが、傷の高さが全部同じなのです…
イヤー、メッチャ怪しいですねぇ😈
他にもないかよーく見てみると、こんなのもありました🔎
人間ではない、動物の毛です。
猫かどうかはわかりませんが、人間でないのは確かです。
ちなみに、人間の毛がコチラ。
毛の細さが全然違います。
状況証拠と物的証拠になりそうなものがそろったので、退去した賃借人に追及します❗️
言い逃れできず…
実はこれ以外にもいくつか問題があったので、退去後も何度か電話&メールでやり取りをしておりました📞
その流れで今回のことを問い詰めると、最初はいろいろ言い訳してましたが、証拠を小出しにして逃げ場をなくし、最後はあえなく御用となりました🚨
(証拠は最初から出すのではなく、相手の出方を見ながら出す方が効果大です😏)
これから原状回復費用見積もりを出し、おそらく支払いできないので保証会社へ代位弁済になると思います。
オーナーさんも私も最初は「正直に話してくれれば、全部ではないにしてもある程度は大目に見よう」と話をしてました。
でも、変な言い逃れや隠ぺいをしたことが返って心証を悪くした結果となりました。
「隠して逃げ切ろう」なんて気を起こさず、素直にゴメンナサイって言ってくれた方がどれだけよかったことか…
やっぱり素直なのが一番ですな😁