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Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ

18

11月2021

私が裁判員になるまで①

CATEGORY |  法律・資格

私は2年くらいにとても貴重な経験をすることができました。

 

それは何かというと「裁判員裁判への参加」です。

 

 

会社の人たちにはちょっと話しましたが、せっかくなのでブログでご紹介しようと思います。

 

守秘義務等もあるため扱った事件内容については書きませんが、裁判員になるまでや裁判中のこと、裁判後のことなど、書ける範囲で書いてみようと思います。

 

 

それと、先に申し上げておきますと…(以下、最高裁判所HPより引用)

 

 

①裁判員として裁判に参加している間に裁判員であることを公にすることは、自ら公表するか第三者が公表するかに関わらず、禁止されています。

 

②一方、判決宣告等により裁判員としての任務を終えた後に、裁判員であったことを公にすることは、本人の同意があれば禁止されていません。例えば、裁判員であった方が、ご自身の意思で判決宣告後に記者会見に参加したり、裁判員を務めた経験や感想を多くの方に伝えたりすることは、問題ありません。

 

※「公にする」とは、インターネット上のホームページ、ブログ及びSNS等で公表するなど、裁判員や裁判員候補者であることを不特定多数の人が知ることのできる状態にすることをいいます。

 

 

私の場合は②にあたりますので誤解なきよう。

 

https://www.saibanin.courts.go.jp/topics/detail/09_08_24_kouhosya_attention.html

 

それなりに時間も経っているため正確な記憶ではない部分もありますので、その点は予めご承知おきくださいませ。

 

また、ブログアップも連続投稿ではございませんのであしからず。

 

 

 

■2018年11月頃

 

最高裁判所から「裁判員裁判候補者名簿記載通知」という書類が届きました。

 

 

封筒に何が入っていたかというと…

 

・「あなたは2019年度の裁判員裁判候補者名簿に載りました」というお知らせ

 

・調査票(記入して要返送)

 

・裁判員裁判についての資料(冊子やパンフレットなど)

 

…といったものでした。

 

ちなみにどうやって名簿に載ったのかというと、くじ引きだそうです。

 

 

実はこの通知、2012年にも来たことがあり、その時には裁判員裁判がどういったものかというDVDが入っておりましたが、今回は入ってませんでした。

 

2012年に初めて通知が来た時はドキドキしたのを覚えていますが、結局何事もなく終わってしまいました。

 

そのせいか今回来た通知についても「前回も当たらなかったからどうせ当たらないだろう」と思い、調査票を記入&返送し、それ以外の書類はすぐに捨てて普段通りの生活をしておりました。

 

 

 

 

■2019年12月頃

 

裁判員裁判名簿に載ったことなんてすっかり忘れていた2019年12月下旬頃、裁判所から「裁判員候補者の選任手続期日のお知らせ」が来ました。

 

封筒には「〇〇地方裁判所刑事課」と書かれていたので、「俺、訴えられたのか!?」とめっちゃ不安になったことを今でも記憶してます。

 

でも封筒をよく見たら「裁判員裁判」という言葉が書かれていたので「そういえば去年通知が来てたなぁ」と思い出しました。

 

最初は、この書類が来た=裁判員になったのかと思ったのですが、よく書類を読んでみると、どうやら裁判の6~8週間くらい前に候補者に発送されるもので、内容はこんな感じでした。

 

 

・「あなたは3月某日開かれる裁判の裁判員候補者になった」とのお知らせ

 

・「決められた期日(裁判開始の3日くらい前)に裁判所にて選任手続するから来るように」との通知

 

・同封の質問票に回答して裁判所に送ること

 

 

質問票に記載の質問は、結構細かく書かれていたような気がします。

 

とくに裁判に参加できない理由については、かなり掘り下げた質問になってました。

 

私は「こんな機会はもう二度とないかもしれないから、どんな内容でもぜひ参加したい!」という気持ちだったので、特に参加できない(またはしたくない)理由も書かず1~2ヶ所チェックして返送しました。

 

 

 

■勤務先へ報告

 

仮に裁判員となった場合は裁判を欠席することはできず、会社を休まなければいけません。

 

そのため今回の内容を上司に報告し、私の手元に届いた書類も一通り見てもらいました。

 

上司もそれはそれはびっくりしておりました。

 

幸いにも理解があり、仮に選ばれても大丈夫だと言ってくれたので安心したのを覚えてます。

 

そして、選任手続期日を迎えます。

 

 

【次回へ続く】

私が裁判員になるまで②

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