Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ
08
10月2021
何か違う…
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昨日、都内某所で大規模リフォームをしていた物件が完成したとの連絡が入ったので、募集用の写真撮影や採寸も兼ねて、本日現地に行ってみました。
弊社で管理している物件は、基本的には弊社で業者を手配し、アレコレ指示を出して作業してもらいます。
でも、絶対に弊社を入れなければいけないわけではなく、オーナーさん自身で業者さんを手配して工事することもあります。
その場合、弊社は第三者になりますから、作業内容に口出しすることはしません。
今回の大規模リフォームはオーナーさん手配なので、聞かれたこと以外は特に何も言わないようにしました。
…で、本日室内を見ての正直な感想は…
何か思っていたのとちょっと違う・・・(;´Д`)
パッと見のイメージは悪くないんです!
白とベージュを基調とした明るい室内で、南東の2面採光、高層階で眺望抜群と、たくさんいいところがあるんです!
でも一通りよく見てみると???ってところがあります…
例えば、建具を交換せず塗装し直したり、扉にダイノック貼ったり(しかもけっこう雑)。
お風呂も、せっかく新品にして給排水管も交換してるのにオートバスがなかったり追い焚きがなかったり。
部屋の広さに合ってない巨大なシューズボックスが付いてたり。
収納も、従前は大きかったのに、サイズを小さくし、しかも収納の中央に仕切りのようなものが付いてたり。
全体的にチグハグした感じなんです…
多分以前の私ならそうは感じなかったと思います。
でも上司や同僚が取り組んでいるきちんとコンセプトを決めたガチリノベを見続けたことで、知らない間に目が肥えてしまっていたようです。
今回の大規模リフォームはあくまでもリフォームですから、全部手を入れることができないことはわかってます。
以前のものを使うことも別に普通だと思います。
でも、バランスが合ってないんです。
以前上司が手掛けた埼玉県にある中古戸建があるんですが、こちらも従前の設備を使ったリフォームでしたが、統一感があってそれほど違和感を感じませんでした。
今回のはどうかというと、ダイノック貼って見栄え綺麗になったかと思いきや、プラスチック部分がモロに色あせたままだったり、収納棚を新設したけど、棚を置く部分が日曜大工的な感じに見えたり…
何か違うんです!
オーナーさんも一昨日のところで室内を確認しているようで、今日電話で話した時には特に何も言ってなかったので、たぶん満足な仕上がりなのかと思います。
何だかめっちゃモヤモヤした感じですが、実際に市場に出して反響がどうなのか、しばらく様子見てみようと思ってます。