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Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ

05

9月2025

保険会社との攻防戦

CATEGORY |  賃貸管理 クレーム・トラブル対応

先日、管理物件で窓ガラスが「熱割れ」を起こしました。

もちろん入居者さんに過失はありません。

ところが、ここからが問題の始まりでした…。

 

最初の保険会社の回答では、「入居者に過失がないので、家主の保険で対応してほしい」とのこと。

しかし私たちの見解は明確です。

・ 入居者が加入している保険の約款に基づいて処理すべき。

・ 家主保険は建物全体や構造部分が対象で、今回のケースには不適切。

 

その後、保険会社からは次々と新たな説明が…。

2回目のメールでは「民法や賃貸契約上の解釈で、上限は20万円まで」。

3回目のメールでは「約款を引用しつつも、過失がない場合は契約書を根拠に20万円まで」。

いやいや…🤔

約款には「1回の事故につき100万円まで」としっかり明記されているんです。

「20万円限度」なんてルールはどこにも書いてありません。

 

私たちの主張はシンプル。

・熱割れは約款に補償対象として記載あり

・限度額は100万円まで

・約款に則って対応すべき

 

とはいえ、保険会社が「20万円まで」と言い張る可能性は高いですが、既に別プランがスタンバっております😏

 

今回の件は、単なる窓ガラスの修理にとどまらず、保険という仕組みの本質を考えさせられる出来事でした。

「入居者に安心して住んでもらうために加入している保険が、本当に機能しているのか?」

現場の最前線で、これからも粘り強く対応していきたいと思います💪

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