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Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ

06

10月2025

カスハラ現場レポート

CATEGORY |  賃貸管理 クレーム・トラブル対応

9月上旬、管理物件のお客さんから共用部分の水漏れについて相談がありました。

その際、バルコニーに設置されている避難はしごについても話が出ていたため、本日現地へ行ってきました🚃💨

 

現地に着くと、いつも対応してくれる事務員さんが玄関を開けてくれて、いざ入室。

するとそこには…やや難ありの専務さんが😅

この方、話すたびに開口一番こう言うんです。

「なんで挨拶に来ないんだ!」と。

「所有者が変更した時に内装業者と一緒に来てますよ?」と伝えても、「イヤ、会ってない!」の一点張り。

なかなか困ったお方です…。

 

私はこれまで数々のトラブルを経験して身についたスキルがあります。

それは、「受け流す」と「無視する」😇

今回もお客さんが目の前にいる中で、さっそく一つ目のスキル「受け流す」を発動。

何かいろいろ言ってましたが、「そうですね〜」とだけ返してやり過ごします。

 

やるべきことを淡々と進め、事務さんへ説明していたのですが、横から専務さんが「あーでもない」「こーでもない」と口を挟んできます。

私は全部スルー。

ところがそのせいで、矛先が事務員さんに💦

一気に「専務さん vs 事務員さん」のカオス状態に発展。

これはマズい…というか、事務員さんが気の毒すぎる。

仕方なく、私が矢面に立つことに。

それでも専務さんは訳の分からないことを言い続け(正直、途中から何を言ってたか覚えてませんw)、作業の邪魔なので、ついに言ってやりました🔥

 

「私たちは確かに管理会社ですが、この建物に関しては家賃の管理をやっているのであって、建物の管理はやってません。建物管理をやってない私が何故このような対応をしているかというと、あなたたちが困っていると思ったからであり、完全に善意で動いています。それなのにあなたは文句を言いたい放題言っている。あなたが私に対してやっていることは失礼極まりない行為だし、文句があるなら貸主に直接言えばいい話であって、私に言うことではありません。そしてハッキリ申し上げます。あなたのその態度は、カスハラ以外の何ものでもありません。そんな方には、部屋を借りていただかなくて結構です。」

 

専務さん、黙り込んだあとにゴニョゴニョ…。

しかしここで二つ目のスキル「無視する」を発動👋

私に向かって何か言ってましたが、完全にシカトですw

 

私は賃貸管理をするうえで、信念のようなものがあります。

「困っている人にはできる限り寄り添う」

そして「理不尽な人とは徹底的に戦う」⚔️

基本的にはほとんどが前者ですが、今回は久々に後者でした。

 

時代は令和。

「お客様は神様」なんて言葉は、もう過去の遺物。

これからは、“互いに敬意を持って向き合う時代”です🌿

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