Taro Yoshida BLOG吉田太郎のブログ
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7月2022
宮城での大雨
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今朝起きてニュースを見たら、宮城県での大雨情報が流れてました📺
その中で私の母が住んでいるエリアが放送され、どうやら避難指示も出ているとのこと。
母へメールしても返事がないので、不安な気持ちが増してしまいます…
氾濫寸前
出社ギリギリまでテレビを見ていると、今度は住んでいる家の近くの川が氾濫したとのニュースが…📢
これはヤバいと思いつつも、どの場所で氾濫したのかはわかりません。
出来るだけ正確な情報を知ろうと、電車内で国交省の河川情報を見てみると、氾濫場所ではないことが分かりました。
ただ、それ以上にこのサイトでもっと厳しい情報も分かってしまいました。
それは「家から1キロ弱にある名蓋川の堤防天端高が残り30センチしかない」ということ。
つまり「あと水位が30センチ増えると堤防を越える」ということを意味します。
マジか!!と思っていたら母から「避難せずに自宅にいる」「周辺は完全に冠水して移動できない」とメールが来ました📧
生存確認ができたのでホッとしましたが、全然安心できる状況ではありません。
峠を越える
事務所に出社してから2時間後、母から「水が引き始めた」と電話がありました📲
一時はどうなるかと思いましたが、どうやら峠は越えたようです😮💨
話を聞いてみると、なかなか厳しい状況だったことが分かりました。
深夜2時過ぎにエリアメールで避難指示が来たのですが、土砂降りの中を1キロ以上歩かなければならず、現実的には避難するのが厳しい状況だったそうです。
早朝には道路は完全に冠水し、移動ができない状態に。
そんな中、名蓋川が氾濫したとのエリアメールも来たそうですが、午前10時ころには水が引いたことで何とか助かったそうです。
ただ、いろいろ話を聞くと、氾濫した名蓋川の水は住んでいるエリアには来ない地形のようで、実はそちらは大きな問題ではなかったとのこと。
じゃあ冠水の原因は何だったのかと聞いてみると、田川という別の川から引いている用水路に上流の増水した水が来たためだそうです。
ピーク時は家の基礎まで水が来たそうですが、若干高い位置に家があったため周辺の家含めてみんな無事とのこと。
いや〜、助かって本当に良かったです😊
避難のタイミング
実際に避難指示が来ても、土砂降りの中を移動いた方がいいのか、それとも自宅待機した方がいいのか、判断はとても難しいと思います。
今回は少し高い位置に家があったこととや、氾濫した川の水が来なかったなど、地形的に有利だったため助かったような気がします。
これがもし違った場所であれば、ひょっとしたら土砂降りの中を移動した方が良かった可能性もあります。
今回の災害で、「きちんとハザードマップの内容を把握しておく必要があるな」と強く感じた出来事でございました。