Hayato Hamada BLOG浜田隼人のブログ
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4月2023
納得いくまで
現場から帰って来て在宅でスタートするか、というタイミングで下から聞こえてくる揉め事
子供が、使用後の公園遊具のチケットを無くした、ということで母と祖母を困らせている
ここにしまったはずなのに、無い、見つかるまで何もしないと
母=妻は下の子のお迎えの時間、祖母=義理のお母さんは、お父さんの晩ごはんを作りに帰らないと、ということで、必然的に私が仕事中断して、子供の駄々こね、拗ねてる状態に対応へ
何も知らんようなフリをして「どうした⁉️何があった⁉️何か悲しいことでもあったのか⁉️」
「ここにおばあちゃんがしまったはずのチケットがない」と
使用済チケットなんてどうでも良いだろ、とか、無くなったもんは仕方ないだろ、とかじゃあ何も解決になりません
物が無くなった時は、自分の行動を思い出して、その道を辿ってみることだ!ということで、一緒に公園まで探しに行くことに
どんなルートで、道中何をした⁉️なんて会話をしながら、道に落ちてないか探します
公園でもありとあらゆる可能性がある場所を探します
散々探して、道中プラス公園内(悪いことに、超大きい公園です)をじっくり探して、家を出てから約1時間、子供が自ら「残念だけど仕方ないね」と
ちゃんと気持ちを切り替えられたことを、大いに褒めてあげました
駄々こねてる、拗ねてるタイミングで、頭ごなしに「いい加減にしろ」と一蹴するのは簡単です
仕方ないだろ、諦めろ、で片付けるのも一つではありますが、僕は子供が自ら結論を出して欲しかったので、とことん探しに行くか⁉️という選択肢を与えました
公園遊具の紙チケット、そんなの落ちてる可能性の方が圧倒的に低いことは僕はわかってます普通に、ゴミと判断されますからね
でも可能性がゼロではないし、とにかく自ら判断してほしかったので、とことん付き合う選択肢を与えました
大人がそんなゴミ、とか、あるわけないだろ、と決めつけたら、この子は自分の中での価値観を否定されて、且つ無駄なことはするなという感覚に陥らせてしうと思ったので
捜索に費やした約1時間半、それは決して無駄な時間ではありません
最後まで諦めないこと、とことんやってみること、を少しだけでも学んでくれたかと思います
結果、自ら気持ちを切り替えて、もう帰ろうと言ってくれましたからね
頭ごなしに否定しなくて良かったです
その1時間半でやろうとしてた自分の仕事は、夜にやれば良いだけのことですからね
自ら考えて動き、納得いくまでやってみることを学んでくれたら、こんなに有意義な1時間半はありませゆからね
頑張って、紙切れのチケットを探す子供の後ろ姿が、少し大きく見えました